物流分野でのドローンの市場規模は2019年の15億円から2025年には約55倍となる797億円になる見込み
インプレス総合研究所の「ドローンビジネス調査報告書2020」によると、日本国内のドローン関連ビジネスは2019年度で1409億円と推測、2018年度から5割増としています。
さらに2025年度には6427億円にもなると予測され、2019年度のなんと約4.6倍です。
分野別に2025年度に推測される数字としては、インフラなどの点検の分野では1625億円、農業で1000億円とかなり大きくなっています。
また、物流に関しても、この2TOP点検・農業に次ぐ規模の797億円とみられています。
2019年度が15億円だったのに対して実に55倍超!
ドローン飛行制度のうち、まだ認められていないのが「レベル4」。
レベル4とは第三者の上空を荷物輸送などのために飛行することを可能とするものです。
このレベル4実現のために政府は、ドローン操縦ライセンスを“免許”とすることを検討しています。
免許となると国が実施する試験に合格しなければなりません。
また、現在取得済みの資格はどうなるかというのはまだ明確になっていませんが、基本的には改めて免許を取得しなければいけないと思われます。
ただし、すでに持っている資格がまったく無駄になる訳ではなく学科や実技の一部免除や、費用面での優遇など何かしら有利な状況になるはずです。
免許化となると取得が今より困難になることも考えられます。
今のうちにドローン資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。
2021.2.09 Tue