空飛ぶクルマ国内での実現は?
空飛ぶクルマの国内実用化!いよいよ現実味を帯びてくる!
ご存じでしょうか?世界中でドローンの機構を利用した「ドローンタクシー」の実験・開発が重ねられ、すでに実用化まであと一歩のところまで来ています。
もちろん、日本でも機体の開発や実用化に向けた実験が日々重ねられていて、なかでも「Skydrive社」は機体の開発について、国内有力の企業です。すでに実用化を見据えた機体の耐風性能の実験を重ねており、国内外の数多くの企業とも連携しています。
飛行時のルール等法的な部分で解決すべき課題は多々ありますが、政府はわが国が現在抱えている交通問題の解決策として空の利用に注目、「空の移動革命」として空飛ぶクルマの実現に取り組んでいます。
経済産業省 概算要求を提出
先日、経済産業省が令和4年度予算の概算要求資料を公表しました。
「エネルギー対策特別会計」の中では、「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト」として、2025年に開催される大阪万博での空飛ぶクルマの実用化に向けて『38億円』を概算要求額として計上しています。
予算は、次世代空モビリティの安全性確保と、運航の自動・自動化、機体性能の評価手法の開発、他の航空機との空域共有方法の開発などに使用されるとのことです。
まとめ
「空飛ぶクルマ」の実用化に関して、日本の歩みは国外に比べると少し遅れをとっているといわれています。
しかし、政府は「空の移動革命に向けた官民協議会」2018年より継続的に行うなど、新しい移動手段として空を活用していこうという動きは積極的です。
今後、「空飛ぶクルマ」の実現に向けて、政府の動きには要注目です。
2021.9.20 Mon