ドローン検定は小学生からでも取得が可能
世の中には数多くの資格が存在します。民間の資格まで含めるとその数は実に3000種以上あると言われています。その中でも700種以上の資格を保有し「資格取得のプロフェッショナル」と呼ばれている方が小学生の子供にもおススメできる資格として「ドローン検定」を紹介しています。
「空の産業革命」として経済産業省が主体となって国を挙げてドローンの活用を推進しようという動きがあり、非常に将来性があると言える「ドローン検定」資格。今回はその可能性についてご紹介します。
1 ドローン検定とは?
ドローン検定とは正式名称を「無人航空機従事者試験」といい、「ドローン検定協会株式会社」が主催している民間の資格です。
延べ受験申込者数が約3万人に上り、認定者数も延べ2万人を超えるドローンの資格で業界1位を誇る資格となっています。
奇数月には全国各地の試験会場で試験を実施しています。
受験資格に年齢制限は設けられていないので、小学生でも資格を取得することが可能です。さらに試験に合格した後は、全国各地にあるドローン検定協会の「ドローン教習所」にて実技講習を受講することが可能になります。
ただし、「ドローン教習所」で実技講習の受講を考えている年少者の方は注意が必要です。実機講習で使用する機体に年齢制限があるといった場合もありますので、講習の申込み前にあらかじめ入校予定のドローン教習所に確認をしていただく必要があります。
2 ドローン検定資格の将来性
ドローンが広く一般に普及するようになってから、まだ10年あまりです。
まだまだ新しい分野で将来性という面では未知数であると言えます。
しかし、ドローンビジネスの市場規模は2019年で1409億円にのぼり、2025年には6427億円に成長すると見込まれています(出所:インプレス総合研究所)
現在小学生のお子さんが働き始める頃というのはおおよそ10年後です。
ドローンはここ数年で驚くほど速いスピードで進化を遂げているので、10年後の世界がどうなっているのか筆者にも想像がつきませんが、未知数であるということは様々なチャンスが広がっているということです。まだ若いうちから早く動ことで、さまざまな可能性を模索することが出来ます。
3 趣味が実益につながる!?ドローンレースに参加する際に役立つ資格!!!
今世界各国で新しいスポーツとして注目を浴びているのが「ドローンレース」です。
2016年にドバイで開催されたドローンレースの大会で優勝賞金100万ドル(約1億1000万円)を手にしたのは、15歳の少年でした。
そして、日本国内で開催されているドローンレースで優勝を重ねているのは、若干小学生6年生のドローンレーサーです。
ドローンレースではゲームの腕を競うeスポーツと同様、動体視力が非常に重要になってきます。動体視力は若い人の方が良いとされているため、eスポーツでもドローンレースでも10代で大活躍する選手が多数いらっしゃいます。
ドローン検定協会の「ドローン教習所」で基礎技能講習を修了している方は、ドローンレーサー講習を受講することができます。レーサー講習修了後には、レーサーライセンスが発行されて、ドローン検定協会が年間を通して全国各地で開催しているドローンレース「ドローンリーグ」にエントリーすることができます。年間のランキング制となっていて、順位を競う楽しみもあるので、レーサーライセンスを取得してぜひ挑戦してみましょう!
ただし、参加するレースの種類によっては無線免許が必要になってくる場合がありますので注意が必要です。
レーサー講習の開催日時と開催場所については、直接ドローン検定協会へお問い合わせください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これほど多くの可能性を持つ資格はなかなか存在しないと思います。資格取得のプロが今おススメの資格として紹介する理由もわかる気がします。
また、資格取得に年齢制限がないという事は、親子で同時に資格を取得することも可能です。家族の絆を深めるツールとしても活用ができますよね。
繰り返しますが、「ドローン検定」はすさまじいポテンシャルを持つ資格といえます。是非ご家族で資格を取得してみてはいかがでしょうか?
ドローン検定協会ホームページ
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