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ドローンには資格が必要なのか?その種類と費用は?

ドローンを飛ばすのに必要な資格は?免許は?費用は?

近年ドローンの活躍の場はTVなどの映像をはじめ、インフラ点検、測量など活用の場はどんどん広がっています。

そこで気になるドローンは資格、免許はいるの?どんな法律があるの?

金額はどれくらいかかるの?

など素朴な疑問を徹底解説!

ドローンを飛ばすには基本的に現時点(2020年)では資格も免許も無くても飛ばせる!

ドローンを飛ばすだけなら基本的に現時点(2020年)では免許も資格も無くても飛ばせます。

※そもそも免許と資格とは?
簡単にいいますと免許は政府や地方自治体などの公的機関が発行して法的に禁止や、制限されていた行為を行えるようにするもので、資格は国家資格、民間資格とありますがある一定以上の技能、知識を持っていますよと証明するようなもの。

ただし、様々な法律や規制がありので要注意!

例えば「ドローンをもらったから近所で飛ばそう」と思ってもそのドローンの重量が200gを超える機体だった場合は「航空法」が適用され、様々な法律に引っかかる場合が多く、199g以下であっても「小型無人機等飛行禁止法」という法律があってそこに引っかかる場合や、その他に様々な法律や規制がありますので免許も資格も無くても飛ばすには色々調べてから飛ばさないとなりません。

航空法

まずは国土交通省が出しているイラストで航空法での禁止事項などを見てみましょう
飛行禁止空域

飛行の方法

画像出典:改正航空法概要ポスター|国土交通省

小型無人機等飛行禁止法

簡単に言うと「国の重要な施設としている場所ではどんなに小さいドローンでも飛ばしてはダメ」

その他にも様々な法律や条例等があります。電波法、河川法、都道府県、市町村条例 道路交通法 民法 自然公園法(東京ではすべての公園では禁止)、プライバシー権(肖像権)の侵害などなど。

資格があっても無くても法律は守らなければなりません!

そして飛ばすにはある一定の飛行スキルが無くては危険!

近年無許可で飛ばして警察につかまったり、ドローンでの事故などニュースになっている!

ではどうやって勉強、練習すれば良いか?

国土交通省などに申請をして通れば飛行許可が下りますが、その為に必要なことは?

申請する為に有利な資格は?

ドローンスクールの役割・資格・料金について

ドローンスクールを利用するメリット!

  • 自分でドローンの勉強をしようとしても・・・(何から勉強すればよいのかわからない!)
  • ドローンの練習をしたい!必要な10時間の飛行実績を達成したい(飛ばす場所の確保が大変!)
  • 申請の仕方がわからないなどを各ドローンスクールでは教えてくれる!

多くのドローンスクールでの資格は国土交通省にドローン飛行申請が簡略できる資格を出し、飛行申請に必要な10時間の飛行証明、飛行スキル、必要な知識を教えている。

  • ドローンの資格と言っても各スクールでは発行している資格はあくまで民間資格であり、団体によって様々な資格や講習が行われております。
  • 今回は国土交通省認定団体としての有名な3団体の一般的に行われている講習料金を紹介いたします。


現在、人口密集地のほとんどでは国土交通省への許可申請を行わなければ屋外でのドローン飛行ができません。
以下のスクールの講習を受講すると飛行申請時に必要な飛行履歴10時間の公式ログとして登録できます。

  • JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)系スクール
    • 約25万円〜35万円(操縦技能コース+安全運航管理者コース)
  • DPA(一般社団法人ドローン操縦士協会)系のスクール
    • 約20万円(ビジネスコース・ドローン操縦士回転翼3級)
    • 初心者の方などはビジネスコースの前にフライトコース(12万円)を受講が必要。
  • ドローン検定協会(ドローン教習所)系のスクール
    • 約8万円〜9万円(ドローン操縦士:基礎技能講習・無人航空従事者試験3級)
    • 約3万円〜3.5万円(応用技能講習・※基礎技能ライセンスをお持ちの方)
  • 申請料金・入会金・資格認定証発行料金・更新料金などドローンスクールよっては別途料金がかかる場合があり、各スクールによって料金が異なる場合がありますので、スクールに通う前に確認をいたしましょう。
  • ドローン検定協会はシミュレーター講習を中心に飛行訓練を行っていることもあり金額は安めですね。

2022年にはドローンの免許化と国が打ち出しておりますが、現時点ではまだドローンの免許はありません。

その他の資格や免許

  • アマチュア無線技士(4級以上)
    • FPV「First Person View(ファースト・パーソン・ビュー)」(1人称視点)ゴーグルを利用してドローンを飛行させ、まるで自分が操縦席で運転して飛んでいるようなダイナミックな映像を見ながら飛行できるドローンには主に5.8Ghz帯の無線電波をつかっており、アマチュア無線技士4級以上が必要。
  • 陸上特殊無線技士(第3級以上)
    • 産業用をはじめ、大型のドローンはより長距離、高伝送な無線電波を利用する必要があり、5.7Ghzの周波数帯を利用する場合が多く陸上特殊無線技士(第3級以上)が必要。
  • どちらも国家試験がありますが、ちゃんと真面目に勉強をすれば合格率も大体7割以上なので一発で合格される方も多いです。
  • 金額も受験料も5,6千円とかなり安いです。
  • 勉強が苦手という人も養成課程講座という2日間の講習会があり(簡単なテストはあるが)約2万ちょっとでどちらも免許が発行されます。
  • ただし免許証だけではFPV飛行はできず、どのような無線機(ドローンの映像送信機)を所有し管理しているのか届け出をし、無線局免許状を発行する必要があり「開局申請」(3,4千円程)をしなくてはなりません。
    さらに個別に無線機(ドローンの映像送信機)の開局申請をしなければなりません。
  • FPVに興味がある人や、仕事でと考えられているのであれば手続きは面倒な部分はありますが取っておいた方が良いと思います。

結局ドローンを飛ばすには資格はいるの?

結論から言いますと、最初に記載したとおりドローンを飛ばすには現時点(2020年)では基本いりません。

しかし様々な法律などもあり、さらにFPVでフライトする時や仕事としてもやってみたいと考えているのでしたら、それに合わせた申請や免許は必要となり、ドローンの資格を持っていることによってビジネスシーンでの知識や技術をアピール・信頼を得やすく有利になることも多いと思います。

  • ドローンの仕事をしたいと考えているのでしたら、例えばもしあなたが人事担当だとしてどちらの人を採用しますか?。
    • Aさん:ドローンは100時間飛ばしてドローンの飛行には自信があります。
    • Bさん:ドローンは100時間飛ばして国土交通省認定団体のドローン○○の資格を持っておりドローンに関する様々のことや飛行には自信があります。

  • ドローンでの撮影などを依頼する時、あなたはどちらの方に依頼しますか?
    • Aさん:ドローンはこれまで300時間飛ばしてドローンの撮影には自信があります。
    • Bさん:ドローンはこれまで300時間飛ばして、ドローン○○資格、○○無線技士免許、その他にも○○も持っておりドローンに関する様々のことや撮影には自信があります。

日本はやはり資格や免許がないと仕事をするにはなかなか難しい部分もあり、各申請時にも面倒な手間が多くかかります。

お仕事によって必要な資格や免許は様々です。

ご自分にあった資格、免許を取ってみて仕事や趣味に活かしてみてはどうでしょうか。

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2020.10.22 Thu