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オンラインで行うドローン飛行許可申請の手順~目視外飛行・夜間飛行編~

ドローン情報基盤システム(dips)で行う飛行申請

ドローンdips アイキャッチ
今回は目視外飛行講習・夜間飛行講習を修了された方に向けて、dips上でのオンライン申請の方法を解説致します。
なおアカウント作成からの流れは下記のページに記載していますので、そちらも併せてご参照ください。

申請の流れを最初からご覧になりたい方は、こちらのボタンから!!

申請手順の流れをご紹介

夜間飛行・目視外飛行を含めた申請を出す場合の手順は以下のようになります。

1.操縦者情報の登録・編集
2.申請書の作成

なお、目視外飛行・夜間飛行など複数の飛行許可申請を同時にする場合、審査結果が出るまでに時間が掛かることが予想されます。
時間に余裕を持ってドローンをフライトさせる1か月~3ヶ月前までには許可申請を行うようにしましょう。

1.操縦者情報の登録・編集

dips(https://www.dips.mlit.go.jp/portal/)にアクセスしてログインし、操縦者情報の登録に進みます
dips操縦者情報の登録

既に操縦者情報の登録をしている方は「編集」ボタン、操縦者情報の登録をしていない方は「新規作成(HP掲載団体技能認証あり)」ボタンをクリックして操縦者情報の編集または登録を行います

※入力時のPOINT
・「区分」・・・・「基本」の他に「夜間飛行」、「目視外飛行」に追加でチェックを入れます。
・「技能認証番号」・・・・JAから始まるドローン検定LIDを入力します。
・「技能認証証明書」・・・・応用技能認定証を添付します。
・「夜間飛行時間」・・・・夜間飛行を行った時間数を入力します。(オプション講習修了時は”1″を記入)
・「目視外飛行時間」・・・・目視外飛行を行った時間数を入力します。(オプション講習修了時は”1″を記入)

※入力時のPOINT
技能証明書を添付する場合は上記のように「■夜間飛行」「■目視外飛行」が追加されていることを確認して、「応用技能講習認定証」を添付してください。

2.申請書の作成

新規で申請書を作成する場合は「申請書の作成(新規)」を、既に申請書をお持ちの方は「申請書一覧」よりお持ちの申請書を選択して内容を変更します。

※入力時のPOINT
「禁止されている次の方法で飛行させるため」項目の記載
「夜間飛行」と「目視外での飛行」にチェックをいれます。
飛行の理由は「飛行の目的と同じ」として下さい。

次ページに進む際に下記のような確認メッセージが出てきますが、問題がなければ”はい”を選択します。

※2ページ目は特に変更点はありませんので、省略致します。

申請書作成の3ページ目に進み「機体選択」ボタンを押下したら、現在追加済みの機体の一覧が出てきますので、機体名右側の「追加基準」ボタンを押下します。

追加基準で「2、第三者及び物件に接触した際の危害を軽減する構造を有すること。(人・家屋の密集地域の上空、人・物件から30m未満の距離)」で追加対策を選択します。
プロペラガードを装備して飛行させる場合には、機体にプロペラガードを装備している写真を添付します。
「自動操縦システムを装備し、機体に設置されたカメラ等により機体の外の様子を監視できること」では、機体に装備しているカメラの写真と、送信機に取り付けたディスプレイに機体のインフォメーションと機体のカメラ映像が映し出されていることが確認できる写真を添付します。

※プロペラガードを装備している添付写真の例

※メーカー指定の自動操縦システム及び純正のカメラを装備している添付写真の例

※登録している機体によっては、下記のように機体が灯火を装備していることが確認できる写真を添付する必要があります。

次に「操縦者選択」ボタンを押下し、目視外飛行・夜間飛行を行う操縦者を選択します。

下記のようなエラーが出た場合は、代替的な安全対策を選択します。

「飛行マニュアルに基づいた訓練を屋内又は訓練のために許可等を受けた場所にて実施した後に業務のための飛行を行う」等操縦者に実績がない場合の対策を選択します。

最後に加入している保険の情報に変更がなければ、最終ページで確認のチェックをして申請するボタンを押すことで申請が完了いたします。


以上で申請の手続きは完了となり、完了メッセージが表示されます。

申請書の審査が終了すれば、dipsより審査完了のメールが届きますので、申請書一覧より申請書がダウンロードできます。

まとめ

以上、今回は目視外飛行と夜間飛行のオプション講習を修了された方へ向けて、申請の手順を解説致しました。
講習を修了しても、申請をして申請書に反映させなければ目視外飛行と夜間飛行の許可を得たことにはなりませんので、忘れずに申請を行いましょう。
今回は「Mavic 2 Pro」を使った場合の申請方法でしたが、お持ちの機体によっては申請の手順が若干異なってくる場合がございますので、ご注意下さい。

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2020.12.23 Wed